仮想通貨取引方法は「FX・先物・信用・現物・販売」の5種類!

仮想通貨取引は大きく分けて現物取引と証拠金取引の2種類です。さらに現物取引は取引所と販売所の2種類、証拠金取引はFX、信用取引、先物の3種類に分かれます。つまり仮想通貨の取引方法は以下の5種類あることになります!

現物取引

実際にビットコインなどの仮想通貨を購入してトレーダーが保有します。自分の持ち通貨になるわけですから、その通貨を使って買い物をしたり、送金したりサービスの決済なんかにも使えたりします。

売買するには取引所に口座を開設して、板情報を見ながら他トレーダーに売ったり買ったりします。もちろん買い手や売り手がいないと取引は成立しませんが、取引は非常に活発に行われています。また、トレーダー同士ではなく販売所で直接売買することも可能です。取引所と違い、すぐに売買できるのが最大のメリットです。(その分、取引所より割高だったり売るときも安くなりがちです)取引時間は土日関係なく24時間いつでも可能です。取引所はビットフライヤーZaifが有名です。

証拠金取引

トレーダーが取引所に資金を置いてその資金を元に投資を行います。現物との決定的な違いは資金以上の取引ができる事です。また、FXと先物においては仮想通貨を保有しません。

仮想通貨FXは外国為替取引とルールは同じ。レートの差額から利益や損失が生まれます。実際に仮想通貨を保有するわけではなく、証拠金を使いトレードを行います。ですので、1万円を証拠金として口座に置いておけば1万円を軍資金に取引を行えます。例えばビットコインの価格が1BTC=10000円から11000円に上昇→10000円のレートの時に1BTC分の買いポジションを取っていれば、1000円の利益になります。また、FXではレバレッジが使えるため少ない証拠金で大きな取引が可能です。

信用取引は業者(取引所)からお金を借り入れて、それを元手に取引を行います。株の信用取引と仕組みは同じです。買い・売り両方から利益が出せます。一般的に借入手数料が掛かる事が多いです。現在のところ信用取引に対応している業者はZaifのみ。

最後に先物取引ですが、基本はFXと同じです。仮想通貨の保有は必要ありませんし、レバレッジも使えます。FXとの最大の違いは期限があるという事です。期限日に仮想通貨を保持していると強制的に反対売買(決済)されます。

 取引形態 現物 FX 先物 信用
仮想通貨保有      
レバレッジ  
取引時間 24時間365日 24時間365日 24時間365日 24時間365日
売りポジション  
期限    
販売所      
スワップポイント   ×

※信用取引はスワップポイントが掛からないが借入手数料が発生します。

現物取引

取引所と販売所の2種類の取引方法があります。取引所業者から行えます。取引所業者とは仮想通貨売買の仲介を行ってくれる業者の事で、ビットフライヤーコインチェックZaifなどがそれにあたります。このような業者は通常、販売所も設けており取引形式ではなく、すぐに仮想通貨の売買も行えます。

取引所

有名な取引所業者としてビットフライヤーがあります。メールアドレスの登録だけでログインでき板情報などの売買情報が見れるので試しに参加してみてください

ビットフライヤー

登録しましたらログインして左側のビットコイン取引所をクリック。

アクセスすると取引板が表示されます。こちらの板で他ビットコイン保有のユーザーと取引が可能です。ユーザーは全て匿名で相手が誰か分かりません。

取引板

左のASKの欄を売り板、右のBITの欄を買い板といいます。中央にビットコインの価格、ASKに売り注文が出ているビットコイン量、BITに買い注文が出ているビットコイン量が表示されます。

上の画像だと1,891,280円で売りたいユーザーの注文総量が17.79BTC、最安価格が1,890,00円で総量が5.97653415BTCという事が板から見て分かります。

逆に買い板だと1,886,334円で買いたいユーザーの注文総量0.003BTC、最高価格1,888,003円で総量が0.004BTCある事が分かります。

買い注文量>売り注文量ならビットコインの価格は上昇、売り注文量>買い注文量ならビットコインの価格は下落していくと予測する事もできます。

注文で「保有するビットコインのうち何枚売るか(買うか)」を数量で、「いくらで売るか(買うか)」を価格で指定します。板に表示されている価格に限らず自分で自由に数量、価格を指定できます。しかし、他のユーザーも板情報を参考に取引をしているので価格があまりにも乖離する注文は成立することはありません。

また、板に表示されている価格の注文量は無限ではないので注文が成立しない事もあります。

注文の種類は3通り

注文の種類は3通り。成行、指値、逆指値です。

成行

成行はすぐに売買成立させる注文です。

赤枠が売り板、青枠が買い板です。成行注文とは本来、「現在価格ですぐに売りたい(買いたい)」時の注文方法です。取引板では性質上、ビットコインの総量が決まっているので注文が成立しない事があります。また、現在価格で決済しても想定していた価格からズレる事がありますのでご注意ください。

指値・逆指値

「取引板の表示価格より高くで売りたい」「表示価格より安くで買いたい」時に指値注文をいれます。難しい事はなく、注文の価格をそのように設定するだけです。例えば現在価格100万のビットコインを120万で売りたいなら、注文の価格を120万にするだけです。ビットコインの価格が変動していき、指値注文の価格になった時に自動的に成立します。

逆指値は損失を抑えたい時などに使う注文方法。これも取引板と乖離した価格を注文価格に入力するだけです。例えばビットコインの現在価格が100万、「80万未満まで価格が下落したら損してしまう!」という時は80万円で売りの注文をだします。価格が変動していき、80万円まで下落すれば自動的に成立します。

あくまでユーザー間同士の取引なので、注文量によっては指値・逆指値でも100%成立するとは限りません。大量のビットコインをお持ちの方は分割しながら売買していく事になります。

また、指値・逆指値注文は決済前ならキャンセルする事もできます。

販売所

ビットフライヤーにログインして、左の「ビットコイン販売所」をクリック。

ビットフライヤー

販売所でのビットコイン「購入価格」と「売却価格」が表示されています。数量で買いたい(売りたい)ビットコインを入力して即座に売買ができます。取引相手はビットフライヤーです。

販売所はすぐに売買ができるメリットがありますが、取引所に比べて割高というデメリットもあります。

上の画像と同時間における取引板の情報をご覧ください

最も安い売り注文で1,688,888円です。販売所だと1,681,546円で売却できるので、約7000円の差があります。つまり販売所で売れば1BTCあたり7,000円も損してしまう計算!

販売所はすぐに売買でき、一度の取引で最大20BTCまで売買可能。「相場の急変動ですぐに売買したい!」とか大量に仮想通貨を保有してて取引所で細かく売買するのがめんどくさい大口トレーダーなんかには需要があるかと思います。

FX

ここ最近、仮想通貨FXという取引を提供している業者が増えています。

有名なところではコインチェックのレバレッジ取引やビットラフイヤーのbitFlyer Lightningが挙げられます。

FXでは実際に仮想通貨を保有するのではなく、仮想通貨の現在レートと将来レートの差額を狙います。ビットコインの価格が100万の時に買いポジション保有して、その後100万→110万円に上がれば10万円の利益になります。この仕組みは取引所の売買と変わりません。

決定的に違うのは売りポジションを持てるという事です!

例えば110万円で売りポジションを持って、100万円になった時に買い戻せば10万円の利益になります。これが取引所との違いです。

つまり、価格の上昇だけでなく下落からも利益が出せるという事です。買いポジションなら価格が上昇すれば利益、売りポジションなら価格が下落すれば利益になります。

また、取引所で100万円分のビットコインを買うには100万円が必要になります。一方のFXではより少ない金額で100万円分の買いもしくは売りのポジションを持つ事ができます。

この仕組みをレバレッジといいます。

例えばレバレッジ10倍なら資金の10倍の取引が可能です。つまり10万円入金すれば最大で100万円の取引を行う事ができます。

FXではこのレバレッジを生かして、少ない資金で取引できるのが最大のメリットです!

ビットフライヤーにログインしてください。

サイドバーの「bitFlyer Lightning」をクリック。

取引画面です。上のBTC-FX/JPYを選択。これがビットコインFXで、左にチャート・出来高などの情報を見ることができます。右にトレーダーの証拠金やその維持率、損益などが表示され、その下に売買の注文画面が表示されています。注文方法は現物同様の成行、指値、逆指値が可能です。

信用取引

株の信用取引と基本は一緒です。自分の資金を担保に業者からお金を借りてそれを元手に取引を行います。レバレッジをかけられるので入金した資金以上の大きな取引ができるのはFX・先物と同様ですが、異なる点は実際に仮想通貨を保有するという事です!お金を借りて仮想通貨を大量に保有・・まさにハイリスク・ハイリターンの取引方法といえます。

資金を借り入れているわけですから1日当たりの借入手数料が発生します。また、返済期限があり、ポジションを保有できるのはその期限までとなります。

現在のところ、信用取引を設けている業者はZaifのみです。Zaifの借入手数料は0.039%/日、返済期限は30日となっています。

また、Zaifの信用取引には追証がありません!

追証とは相場の急変動で大きな損失が発生した際に、追加で資金が必要になる事です。要するに借金を背負ってしまうことです。Zaifでは追証なしの業者ですので、口座に預けた資金以上の損失はありません。

先物

最後が先物取引になります。仮想通貨の現物保有なし、レバレッジ可能、売り買い可能など基本的な仕組みはFXと同じ!絶対に押さえておきたい大きな違いがあります。決済期限があるという事です!

決済日を満期日といい、満期日に達するまでは自由に売買できます。満期日までに反対売買(買いなら売りで決済。買いなら売りで決済)しなければ、自動的に決済が成立します。その時のレートをSQ(清算値)といいます

先物取引はビットフライヤーの場合、「bitFlyer Lightning」から取引できます。

ビットフライヤー

上メニューの「BTC/JPY-12JAN2018」が先物板です。12JAN2018は満期日を表しており、現在の満期日は2018年1月28日であるという意味です。

最後に

仮想通貨を取引する際には手数料が掛かる事があります。現物・FX・現物ではそれぞれ手数料が異なります。ビットフライヤーの現在の手数料一覧は以下の通りです。

直近 30 日の取引量 取引所 販売所 FX、先物
10 万円未満 0.15% 無料

10 万円~ 20 万円未満 0.14%
20 万円~ 50 万円未満 0.13%
50 万円~ 100 万円未満 0.12%
100 万円~ 200 万円未満 0.11%
200 万円~ 500 万円未満 0.10%
500 万円~ 1,000 万円未満 0.09%
1,000 万円~ 2,000 万円未満 0.07%
2,000 万円~ 5,000 万円未満 0.05%
5,000 万円~ 1 億円未満 0.03%
1 億円~ 5 億円未満 0.02%
5 億円以上 0.01%

FXは手数料は無料になっていますが、別途スワップポイントがあります。

外国為替取引だと2国間の金利差がスワップになり、ポジション保有することでプラスやマイナスのスワップがありえます。スワップポイントはいわばお金と一緒(金利)なのでポジションを保有しているだけでお金が増えたり減ったりします。

現在のところ、仮想通貨FXはマイナスです。売り買いどちらも0.04%のマイナススワップが付きます。手数料と考えてもらえれば分かりやすいかと思います。

つまり10万円のポジションを保有すれば1日当たり40円の手数料が掛かってしまいます。

これらの手数料、スワップポイントは改定される可能性がありますし、業者によって異なってきます。必ず確認するようにしましょう。

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