仮想通貨の未来 スマートコントラクトって何?

ブラックジャックによろしく 著作者名: 佐藤秀峰

スマートコントラクト

仮想通貨について調べてみるとやたらと目にするワードです。しかし意味を調べてもイマイチ分からないのが本音。

それもそのはず、金融業界の人間でもなければ、システムエンジニアでもないボクらが近未来技術の話をされてもなかなか理解できるはずがない!

ましてや、まだ実用化されていない未発展の技術を具体的に理解というのは無理な話・・・

しかしイーサリアムに代表されるスマートコントラクトを実装している通貨に期待感が増しているのは事実。ここではスマートコントラクトとは一体なんぞや!?

についてできるだけ分かりやすくまとめております。

スマートコントラクトとは

契約の自動化です。

自動化だけなら仮想通貨が誕生する前からすでに実現されています。

例えば「自動販売機」

お金を投入→商品を選択→ジュースGET!

これも契約です。「お金を入れて商品を選べば商品がでてくる」という単純な契約ですね。

次はもう少し複雑な「賃貸借契約」

アパートを借りたいAさん→不動産会社にて物件探し→希望の物件を下見→大家さんに敷金・礼金などを支払う→契約

契約を結ぶまでの過程に、不動産会社に足を運ぶ、不動産会社を仲介して契約・・

大家さんと直接契約できれば手間かからないの

に・・・

そんな希望を実現できるのがスマートコントラクトです。スマートコントラクトでは契約を自動化できるわけですから、不動産会社の仲介を省略できます。

例えば大家さんが

①アパートをスマートコントラクト化してネット上で借主を探す

②情報を見たAさんはネット上で下見の予約

③大家さんのアパートに直接訪れます

④玄関にあるタッチパネルを操作→玄関が開いて下見

⑤アパートが気に入ればタッチパネルを操作して大家さんと直接契約

こんなことが可能になっちゃいます!

直接アパートに入って下見?顔も合わせないで契約とはイマイチ信用ならない?

この信用問題を解決するのがスマートコントラクトの最大の特徴です。これまでの流れだと不動産会社が仲介に入り信用を担保していました。

ブロックチェーンの技術によって契約の履歴は記録され、改竄されることがありません。またスマートコントラクトに定義された条件を実行されないと契約が成立しません。このような機能を利用すれば信用問題は解決されます。

上の例の場合、下見予約時と契約時にスマートコントラクトを利用しています。

「Aさんが下見に行く」「Aさんが契約を交わした」という情報はブロックチェーン上の台帳に記録され改竄できない→つまり半永久的に残るので下見時や契約後のトラブルは民事や刑事事件へと発展します。記録されているので言い逃れはできません。

このような状況で悪さする人っていませんよね。

また、契約の条件を履行して初めて契約が成立するので敷金や礼金などを払い終えるまで契約は成立しません。

これって実は

今までの不動産会社が仲介してた時と同じことですよね!

決定的に違うのは

手間が大幅に削減できる!

ってことです。

既存のアルゴリズムでは実現できなかった事をブロックチェーン技術が解決しようとしています。

信用問題を解決することで社会のシステムはガラリと変わってきます。今後、スマートコントラクトが金融機関で導入されたりIoTで導入されたりするような事があれば間違いなく利便性に優れた世の中に・・期待してます・・・・

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ブラックジャックによろしく 著作者名: 佐藤秀峰

スマートコントラクト通貨はこれ!

スマートコントラクト機能を有する代表的な通貨はイーサリアムとリスクです。時価総額がイーサリアム13兆円、リスクが3000億円ととてつもない市場規模です!

両方似たような仮想通貨ですが、構造上の違いなどがあります。

イーサリアム(ETH)

プラットフォームをEthereum、プラットフォーム上で使われる通貨をEther略してETHといったりします。

スマートコントラクトの代表通貨にして第一人者!

スマートコントラクトを記述する際にSolidityという独自のプログラミング言語を使用しているのが特徴。ブロックチェーンのメイン部分に直接スマートコントラクトを書き込みます。

実は2種類あります。イーサリアムとイーサリアムクラシックです。2016年にイーサリアムの技術を流用して作られた仮想通貨DAOがハッキングされる事件が発生しました。

影響がイーサリアムにまで波及。この事件を踏まえた上でイーサリアムの運用に対する考え方の違いから2種類の通貨に分裂しました。古い通貨がイーサリアムクラシック、新しい方をそのままイーサリアムと呼んでいます。

基本的な仕様は同じですが、活発に取引されているのはイーサリアムの方です。イーサリアムクラシックは時価総額3500億円とイーサリアムの50分の1。

しかしながら、元は一緒の通貨なので価格が連動して動くことがよくあります。取引する際は2つの通貨の値動きを見ておくことが望ましいです。

国内でも多くの取引所でイーサリアムを取り扱っています。一番のオススメはZaifです。取引手数料が他取引所と比較して安いのが特徴。イーサリアムの売買ならZaifにて行いましょう。

Zaif公式サイト

リスク(LSK)

プラットフォームをLISK、LISK上で使われる仮想通貨をLSKといいます。イーサリアムと同様、スマートコントラクトを記述できる仮想通貨です!基本は同じですが、構造上の違いがあります。

リスクはブロックチェーンに追記でスマートコントラクトを記述しています。サイドチェーンといいます。サイドチェーンを使うことで

DAO事件のようなハッキングがあった時に即座にチェーンを切り離すことで問題を解決できる

サイドチェーンに記述することで処理速度が向上する

といったメリットがあります。また、イーサリアムのような独自言語ではなく既存のJavaScriptを採用しており、開発者にとってはリスクの方がシステムが作りやすいといった利点があります。

日本で取り扱っている取引所にコインチェックがありますが、本格的に売買をしたければ海外取引所のBinanceを最もオススメします。イーサリアムに比べ取引高が小さいため、国内より海外で世界中の人を相手に取引した方が有利です。

Binanceは世界トップレベルの取引所ですので、現物取引に事欠くはありません!

Binance公式

スマートコントラクトの実現性

まだまだ未発展の技術であるスマートコントラクト。契約を情報としてインプットするにしても簡易的なモノしか記述できません。

しかしながらビジネスへの実現に向けた取り組みが着々と進んでいます。

スマートコントラクトの応用範囲は非常に広い!

Iot、ゲーム、金融、メディア、株式、保険、不動産、教育・・・

あげればキリがありません!

2018年に開設したばかりのDMM Bitocinではスマートコントラクト事業に積極的に取り組んでいくと発表しています。

大手電気通信事業者のKDDIでは、既存事業にイーサリアムのプラットフォームを適用→業務効率化の実証研究に入っています。

今現在、世界中で仮想通貨だけで構築されたサービスはいまだ存在していないのが現状。

もし実現してイノベーションを起こせばサービスの革

命になるはず・・

今後、投資の対象としてだけではなく社会のイノベーションとしても注目される技術です。注目していきましょう!