QUOINEX(コインエクスチェンジ)の概要から口座開設方法まで完全ガイド

※ブラックジャックによろしく 著作者名:佐藤秀峰

金融庁の仮想通貨交換事業者第一号として登録されたのが、QUOINEXです。アジアを中心に展開している国際的な取引所で、役員一覧にはソフトバンク関連、モルガン・スタンレーの役員経験者などが名を連ねています。

年間の取引高は120億ドル、実に1兆円以上!

特徴は通貨ペアが多いこと!仮想通貨の種類はBTC,ETH,BCH,QASHの4種類ですが、法定通貨は円以外にドルなど10種類あります。日本円建てでBTC/USDペアなどのレバレッジ取引が可能!まるで

外国為替取引と仮想通貨を融合

したかのような取引所です。BTC/USDは流動性の高いペアです。BTC/JPYに限定されないので、取引の幅が広がるのもメリットかと思います。

現物取引ではBTC/JPYの手数料なし!業界一の最狭スプレッドを目指しており、レバレッジ取引だけでなく現物でも取引しやすい取引所です。

QUOINEX概要

運営会社 QUOINEX株式会社
所在地 日本 東京都千代田区平河町2-7-3
資本金 20億円
事業開始日 2014年11月
財務局ライセンス 関東財務局長第00002号
資金管理 分別管理
対応プラットフォーム webトレード、iOS、Android対応のアプリ
取引形態 現物取引、FX、先物
取扱通貨(現物) BTC,ETH,BCH,QASH,LTC,XRP,XEM
取扱通貨(FX) 現物通貨と法定通貨のペア
追証 あり。証拠金維持率110%でロスカット

取引形態

取引形態は現物、FX。マイページのダッシュボードから取引画面にアクセス。画面右下のメニューから現物・レバレッジ取引切り替え、通貨ペアの選択ができます。

現物

取扱通貨はビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、キャッシュ(QASH)、ライトコイン、リップル、ネムの7種類です。QASHはQUOINEXの独自トークンで上場前に売買開始→上場後に一時250円まで値を付けた期待のトークンです。(買っておけばよかった・・)

手数料はBTC/JPYのみ無料。他通貨は約定額の0.25%徴収されます。注文の際に表示されるのでわかりやすいですね。

流動性によって変化するので過信はできませんが、最狭スプレッドを目指しているだけあってスプレッドは低いようです。こちらも各取引板から確認できます。

現物取引では多通貨取引に対応していないので、JPYと仮想通貨7種ペアでの取引になります。

FX

メニューでレバレッジを選択することでFXの注文画面に入れます。

注文方法は指値・成行・逆指値・トロールと一般的なもの。

レバレッジ設定で最大25倍まで設定できます。なお、ロスカットが発生する証拠金の維持率は110%と他取引所より高めの設定になっています。

また、両建てをする際は「両建てあり」に設定をしておく必要があります。

FXで掛かる手数料は2種類。取引手数料とポジション料です。

取引手数料

BTC/JPYは無料。それ以外の通貨は約定額の0.25%。現物と同じですね

ポジション料

いわゆるスワップです。1日当たり0.05%発生します。ポジションを長く持てば持つほどおおく手数料を払う必要があります。スワップを課している業者がほとんどですが、他業者に比べて少し高めな印象。

多通貨取引

QUOINEXのFXでは基軸通貨の円以外、例えばBTC/EUR,BTC/USDなどで取引ができます。

円しか入金していないのになぜ可能なのか?

QUOINEXで現在の外国為替レートに基づき自動変換して取引を実現しています。別に難しいものではなくFX業者では一般的なシステムです。

注文をするときは注意が必要です!

ドル建てならドル、ユーロ建てならユーロで注文を出す必要があります。レートに応じた証拠金がユーザーの口座から円建てで提示されます。100万円の注文を出すのに間違えて100万ドルの注文を出さないでくださいね!

セキュリティ対策

QUOINEXではコインチェックのXEM盗難事件よりも早くからセキュリティ対策を進めてきた会社です。

ビットコインなどの仮想通貨ウォレットはコールドウォレットにマルチジグを実装。仮想通貨だけでなく入金用のウォレットも全てコールドウォレットによる保管を実施。

コールドウォレットとはオフライン上で各通貨を保管する方法で外部からのアクセスを完全に断つことができるセキュリティレベルの非常に高い保管方法になります。

ショートメッセージよりも安全性の高い「Google Authenticator」を利用した二段階認証に対応。ですので、QUOINEXでの二段階認証では「Google Authenticator」が必須になります。

QUOINEX口座開設手順

元々海外の企業ですので、登録に少し時間が掛かります。といっても仮口座開設までは5分程度、その後の本人確認の手続きは他取引所と同様なので難しく考えてなくても大丈夫です!

口座開設する

口座開設をクリックすると個人情報登録画面になります。ちょっと長いですが順番に入力していってください。メール認証で仮口座開設は完了です。なお、アメリカに納税義務がある方は登録できません。

ひとまずログインできるようになりました。次は本人確認手続きに入ります。ログインして「プロフィール&口座開設状況」をクリックしてください。

身分証明書をアップロードすることで本人確認をします。提出する証明書は顔写真付きのものなら1点、顔写真のないものなら2点になります。

顔写真付きのもの 例:免許証、パスポート個人番号カードなど

顔写真のないもの 例:住民票、保険証など

免許証などで裏面が記載されている場合は裏面も提出します。

アップロードしたら「全ての必要書類を提出済みです。」にチェックを付けて提出!

以上で手続きは完了です。証明書の審査が終わり次第、郵便物がQUOINEXから発送されます。簡易書留で本人が受け取ることで住所確認されます。あとは待つだけですね。

届くまでに1週間ぐらい掛かる事もあります。その間に二段階認証の設定を済ませておきましょう。「設定」→「2段階認証」からできます。

参考:絶対にやっておきたい二段階認証

入出金方法

銀行振込み入金

本人確認が完了次第できるようになります。

他の取引所と少し違う点があります。円建て以外にもドル建てユーロ建てなどあります

日本のトレーダーは円以外の入金ができません!円以外の通貨を入金した場合、返金されますが余計な手数料を取られてしまうので注意してください!また、銀行振込ではIDをつけることが明記されています。このへんも他の取引所との違いですね。

まずは「入出金」をクリック。

JPYが選択されているのを確認したら「入金情報を作成する」をクリック。

SWIFTコード、銀行コードは必要ないので「なし」と入力。銀行名・支店名・口座名義と番号を入力、その後に確認書類のアップロードがあります。

マネーロンダリングを防ぐために本人口座であるかどうかをしっかり確認しているようです。

アップロードする書類は以下の4点が分かるもの

①銀行名

②支店名

③口座名義

④口座番号

銀行通帳のコピーでOK。ネットバンクの場合は4点が一緒に表示されている画面のスクリーンショットなどを提出しましょう。

入金額を入力後、入金IDが発行されます。入金IDは振り込みするときに本人名義の横にくっつけて振り込みを行います。

例:12345 山田 太郎

これを絶対に忘れないようにしてください!

入金処理は平日しかやっていないので反映に時間が掛かるのがネックです。手数料は振込み手数料のみユーザー負担です。また、仮想通貨(BTC,ETH対応)の入金も可能で、手数料は無料です。

クイック入金

QUIONEXのオススメの入金方法がクイック入金です。反映まで2~3時間と銀行振込みに比べてかなり早いです!手数料はなし。

24時間365日支払える上に、お近くのコンビニから支払いもできます。入金はクイック入金がオススメです。

出金

入金と基本は同じ。日本円を選択→出金額入力→銀行口座の登録(初回のみ)→二段階認証設定の場合はセキュリティコード、設定していない場合はSMSにリクエストを送り取得した認証コードを入力→送信で完了です。

最低出金額は1500円、出金手数料500円、1日の出金限度額は3万ドル、およそ330万程になっています。

また、仮想通貨(BTC,ETH,BCH)の出金にも対応。仮想通貨の出金手数料は無料というのはありがたいんですが、出金までに2営業日掛かります(おそッ!)

マイナーへの報酬を減らしているのか、他取引所と比較してだいぶ遅いのでそこらへんは頭に入れておきましょう。

注文方法

現物取引

取引板のみの「ベーシックトレード」チャート付きの「アドバンストレード」、現物取引はどちらかでも可能です。

アドバンストレードの方が細かい注文が出せるのでこちらをご紹介。

注文方法は4種類。成行・指値・逆指値・トレールです。

成行

数量を入力するだけですぐに売買。スリッページの発生あり。

指値

現在レートより高くで売り、安くで買いの注文を入れます。数量とレートを入力。指定レート以外では約定しないので、スリッページの発生はありません。取引板の注文量によっては約定しない場合があります。

逆指値

現在レートより高くで買い、安くで売りの注文を入れます。決済時に成行になるためスリッページの発生あり。使い方によっては損切り、利確にも仕えるので役に立ちます。

トレール

注文後の最高利益からある一定の価格を下回ったら決済する注文方法。トレール幅で決済幅を設定します。

なお、非開示注文数量とは取引板に載せない注文数量です。注文数量の一部が決済されると新たに非開示注文数量が取引板に載ります。

FX

注文方法は現物同様に成行・指値・逆指値・トレールの4種類。損切り・利確の設定はポジション保有後でもできるので注文画面で急いでやる必要はないです。

ただし、レバレッジと両建ての設定はここでしかできないのでやっておきましょう!

レバレッジは1倍~25倍まで自由に設定できます。大きくすればするほど少ない証拠金で取引できますが、損益も大きくなるので資金管理には気をつけてください。

両建ての設定は「なし・あり・ネットアウト」の3パターン。

ネットアウトを設定すると約定日時の古いものから順に決済されていきます。

2BTCと3BTCの買いポジション保有。1BTCの売り注文を出すと新規ではなく一番古い2BTCの買いポジションから決済される。注文後の保有ポジションは1BTCと3BTCの買いポジション。

おわりに

大手取引所Zaif運営のテックビューロ社がCOMSAプロジェクトでICOを行ったのは有名ですが、QUOINEXも独自トークンQASHを使いICOで莫大な資金を集めることに成功しています。

資金調達額

COMSA→100億円

QASH→150億円

名前はCOMSAの方が知れ渡っています。しかし金額はQASHの方が上回っています。なぜでしょうか?

ICO時にCOMSAは上場が非確定だったのに対して、QASHは上場が確定していました。しかもQUOINEXだけでなくBitfinexでの上場も決定していました。これが資金調達額に影響を与えたのは確かだと思います。

しかしそれだけでなくQUOINEXのワールドブックに希望を抱いた人もいたのではないだろうか?

世界中に仮想通貨の取引所は無数にありますが、取引所によって仮想通貨の金額は同じではなありません。

A社で1BTC=100万、B社で1BTC=130万

そんなことがありえちゃう世界なんです・・(アービトラージできるから「だが、それがいい」という人も中にはいる)

はっきり言って仮想通貨市場は未成熟!QUOINEXはこの無数にちらばった取引所を一つにまとめようとしています!これをLIQUIDプロジェクトといい仮想通貨のワールドブックを作ろうとしているわけです。

当然、資金が必要になります。その通り、そのためのICOがQASHなわけです。

今後QASHがお宝通貨になるかどうかはQUOINEXのプロジェクトにかかっていると言って間違いありません。

LIQUIDプロジェクトが結果を残す→QUOINEXの取引高が上昇→QASH上昇!!

また、QASHを使ったサービスを提供すれば需要と供給のバランスから価格は上昇しますし、上場取引所が増えれば増えるほど値を上げる要因になります。

QASHやCOMSAといったトークンは企業が発行する仮想通貨です。背景には夢(プロジェクト)があります。

投機対象としてだけでなく、背景を見ながら投資できるのがトークンの楽しいところです。